【商標】「おんせん県…」OK 末尾に「おおいた」で再申請、正式登録
「おんせん県」の商標登録を昨年十月に申請した後、温泉地を抱える本県など各県から批判を受けた大分県。この時は登録が認められなかったが、今度 は末尾に「おおいた」を付けて再申請し、登録が認められることになった。以前から本県も「温泉県」とうたってきたが、今回の大分の取り組みは有効なのだろ うか。
大分県が昨年十月に商標登録を申請した際、批判が相次ぎ、「他地域の使用を妨げる意図はない」などと釈明に追われた。
特許庁は今年五月、「多くの温泉がある県という程度の意味しかなく、他県でも使っていた」として却下。大分はその後も名称やマークをCMで使用するなどPRに活用した。
今回、風呂おけから「OITA」の文字を模した煙が立ちのぼるマークの登録も認められる見通しで、登録料の納付後、正式に認可されるという。